すでに過去のバージョン(Ver.3以下)をお使いの方は、容量の少ないプログラムファイルのみをダウンロードしていただけます。
◎STEP1: 過去のバージョンのアンインストール
アップグレード用セットアップファイルのダウンロード後に、まず既存のThinkBookのプログラムをアンインストールします。コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」からThinkBookを選択して、「追加と削除」ボタンをクリックしてください。自動的にアンインストールが終了します。(なお、この際にはThinkBookの過去のデータファイルは消えませんのでご安心ください。)
◎STEP2: レジストリの削除(省略可能)
次に、ThinkBookの設定を初期化するために少し特殊な作業をしていただきますが、この作業は必ずしも必要というわけではありません。ただ、Ver.5のインストール後に最適な環境設定をするために、この作業をしていただくことを推奨いたします。
またこの作業は、通常は触ってはならないレジストリという部分に手を加えねばならないので、慎重に行ってください。操作自体はそれほど難しくありません。
1:Windowsの「スタート」ボタンから、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
2:表示されたウインドウの名前の欄に「regedit」と入力し、OKボタンを押します。
3:レジストリエディタというエクスプローラーみたいなソフトが起動します。
4:階層をつたって、「HKEY_CURRENT_USER\Software\MediaPolice\ThinkBook」というフォルダを探します。
5:そのThinkBookフォルダを指定してから、右クリックのメニューを出し、「削除」を選んでください。
6:「このキーを削除してもいいですか?」と聞いてきますので、選んでいるのが「ThinkBook」フォルダかを慎重に確認してOKボタンを押してください。(レジストリエディタの一番下のステータスバーというところに指定しているフォルダのパスが表示されています。)
7:「×」ボタンなどでレジストリエディタを終了してください。
以上で、終わりです。
これで、ThinkBookのソフト的な諸情報を初期化したことになります。
ソフトの起動位置も初期化されていますので、Ver.5のインストール後にランチャーやブックを起動する際は、真中で立ち上がるはずです。その他の諸設定も最も使いやすい状態になっています。
また、制限解除のパスワードも無効化されてしまいますので、Ver.5の正規パスワードを入力しないと100件以上の新しいデータを入力することができません。
これまでに収集したデータは、きちんと残ります(というかあまり関係ない)ので、ご安心ください。
◎STEP3: アップグレード版のインストール
次に、ダウンロードした"tb500up.msi"をダブルクリックすると、セットアッププログラムが起動するようになっており、後はその指示に従ってThinkBookをインストールします。
インストール後は、デスクトップに自動作成される「ThinkBook5.0」のショートカットをダブルクリックするとThinkBookランチャーが起動します。
(Windowsの「スタートメニュー」の「プログラム」の「ThinkBook」から「ThinkBook5.0」を選ぶことで同様に起動できます。)
なお、過去のデータはそのままThinkBookを起動することで引き継ぐことができますが、もしまだVer.2をお使いの正規ユーザーさまの中で、特に本だなを複数作成して使われていた方の場合は、各「本だな」ごとにファイルを新形式で正式に引き継いでいただくことをお勧めいたします。詳しい方法につきましては、マニュアルのデータ保守術の章をご覧ください。
|